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 職員日記は、家庭学校の職員により、現在の家庭学校の暮らし(生活・作業・行事・四季等)を中心に、日記形式で不定期に配信します。

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雪像準備・雪積み

(2011-02-03)


 

 皆さんこんにちは。

 今日は午後から随分と暖かくなりました。
 久しぶりの暖かい天候に、皆ちょっとだけ体の緊張がほぐれたようです。
 
 写真にあるのは雪像の雪積み作業の様子です。
 家庭学校では、毎年2月の中旬に雪像展を行います。
 雪が多く、また冷え込みの激しいこの地方ならではの素敵な行事だと思います。
 雪像は、寮単位ではなく、生徒一人ずつが作品を作ります。
 2㍍×2㍍の雪の立方体をつくり、そこからそれぞれオリジナルの雪像を作っていきます。
 
 積んでいく雪の量から考えると、これはかなり大変な作業です。
 まして、一人一体の像を造っていく訳ですから、相当な知力と体力、気力が要求されます。
 それでも、ここまで力を入れて作品を造っていく中で、生徒は様々な工夫をしたり、他の生徒に刺激をされて、さらに頑張ったりと様々な学びを経験します。

 写真のように、コンパネで枠をつくり、そこに雪を投げ込んでは、生徒が上から踏んでいきます。
 積み込んだ雪を上からギュッと踏み込むと、立派な雪のブロックの出来上がりです。

 右側の写真は木枠で囲んだ雪の上に生徒が乗っかり、踏み込んでいる様子です。
 一晩おいておくと、寒さのお陰でブロックがギュッと固まります。

 全員で協力しながら、寮生全員のブロックを一つひとつ造りあげていました。


スキー大会・滑降リハーサル

(2011-02-03)

 皆さんこんにちは。

 今回は先日行われたスキー大会・滑降リハーサルについてご報告したいと思います。
 昨日の午後から、本校平和山でスキー大会の滑降リハーサルが行われました。
 家庭学校では、毎月5日は校祖留岡幸助先生の月命日として、全校で朝から平和山に登り、頂上で礼拝を行います(本命日は2月5日です)。
 滑降競技は、平和山の頂上からふもとのゴールまで一気に滑降する競技です。

 この日はリハーサルなので、平和山の頂上までみんなでスキー靴を履きながら登りました(これだけでもかなり大変でした)。
 スキーの板は写真のようにスノーモービルで運搬しました。
 
 学校行事としては余りにもダイナミックなこの競技。
 生徒は大自然の中、楽しみながらリハーサルに取り組んでいました。