今日の午後から卒業式が行われました。
それに先立ち、卒業式と同時に退所する生徒達が給食棟で挨拶を行いました。
自分の今までの家庭学校の生活を振り返り、感謝の気持ちを伝えていきました。
終わりと同時に、次のスタートが始まります。
それでも、ひとまずここでの生活を終えた生徒達は本当によく頑張ったと思います。
お疲れ様でした。



昨日で、地震からちょうど一週間が経過しました。
校舎が水没したり、行方不明者が相次いだりと、そんな苦しい状況の中でも、被災地では、周りの方々の暖かい支えのもと卒業式が執り行われている様子をテレビで見ます。
私達に出来ることは、今目の前にいる生徒のために、しっかりと卒業式を行うことだと思いました。
家庭学校では卒業式の準備が着々と進んでいます。
写真にあるのは会場である体育館の飾り付けです。
分校の先生方の進行のもと、生徒達みんなで一色懸命飾り付けをしました。
良い卒業式を迎えられることを願います。


本日夕方より3月の誕生会が行われました。
東日本、東北で今も被災生活を送られている方々のことを思うと、こうして無事に皆が会に集い、誕生者を祝えることに何より感謝の気持ちを持たなければならないと思っています。
一つ一つ、今、生徒のためにしなければならないことをやっていきたいと思います。


朝から雪が降り続いていました。
今日は午後から卒業式の全体練習が行われました。
中卒生も含めて全員が参加をし、正しい礼の仕方や姿勢についての指導がなされました。
生徒達は皆緊張した表情で取り組んでいました。
写真にあるのは、スキーリフト用のエンジンです。
神社山でのスキー学習で生徒達を何度となく山頂へ運んでくれました。
本日午前中、中卒生が大変な思いをしながら降ろしてくれました。
お疲れ様でした。
リフトが降ろされた神社山は、この後牧草地になります。
春が待ち遠しいです。
写真にあるのは、かつて本校礼拝堂に設置されていた鐘です。
礼拝堂の老朽化に伴い、鐘を支えることができなくなり、一時的に取り外されていました。
その後、礼拝堂とは別な場所に保管してあったのですが、つい先日、本館に運び入れられました。
この鐘の歴史は比較的新しく、昭和33年8月24日のひとむれ(187号)の中に『創立44周年記念並びに礼拝堂鐘献納式』の記事が特集されていることから、この時期に設置をされたことが分かります。
また、昭和34年の9月24日のひとむれ(第200号)には、以下のような記述があり、遙かアメリカから渡ってきたことが分かります。
『礼拝堂のタワーの鳴りひびく鐘は、札幌の組合教会の宣教師ローランド先生の斡旋により、アメリカより買い入れたが、戦争中供出したので、一時、鐘の鳴りひびかざる岡となったが、昨年、ローランド先生の令嬢、ミセスレン先生のお世話により、8月アメリカの篤志家の方々の寄贈で、再び鳴りひびく岡となり、学校一同感激している次第である』
鐘に関する正確な情報については、まだまだ調査中です。
今後色々と分かり次第お伝えします。


本日午後からは、総合学習の時間でした。
生徒はそれぞれの班で作業活動に取り組みました。
写真にあるのはグランドの雪わりをしている所です。
冬の間、深い雪に覆われている本校のグランドは、春が訪れ、気温が上昇してもなかなか雪が溶けません。
写真にあるように、所々グランドの雪を掘り返し、地面を露出させます。
太陽の光が当たると、露出箇所を中心に、周りの雪が溶け出すという寸法です。
3月になり日が長くなってきたとはいえ、遠軽はまだまだ雪の中にあります。
雪を掘りながら、春の訪れを待ちたいと思います。
引き続き、卒業式の装飾の関する話題です。
土日を挟んで、今朝体育館に行って見ると驚きました。
バックステージ一面に沢山の桜の花びらが咲いていました。
分校の装飾担当の職員が週末にかけて一気に仕上げたそうです。
数え切れないほどの桜の花が卒業を迎える生徒を祝福しているかのようです。
写真にあるのは、生徒が「卒業にあたっての思い」を漢字一文字で毛筆で書いている所です。
この「一文字」はバックステージに飾りつけられます。
本年度は、小中合わせて16名の生徒が卒業式を迎えます。
16名それぞれが思い思いに取り組みました。
生徒達はこれからの自分の生き方に、希望や不安、様々な思いをいだいていることと思います。
例えば写真にある「生」という字には、「自分らしく生きる」という決意が込められています。
他には、「誠実に生きていきたいから」という思いを込めて「誠」、どこまでも進んでいくという決意を表すために「飛」等、一人一人それぞれの思いを込めました。
全ての字が揃って飾られるところを、早く見たいです。
皆さんこんにちは。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
重ねて申し上げますが、幸い、家庭学校には今回の地震の影響は無く、生徒職員共々無事に生活しております。
職員日記もしばらくの間、閉鎖しようとも考えましたが、今の私達に出来ることは、現在学校が無事であり、生徒達がいつも通りの生活を送っている様子を伝えることだと思いました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早く復興がなされることを祈ります。
そして、私達家庭学校も生徒の安心安全な暮らしのために、今できることを精一杯行っていきたいと思います。
写真にあるのは、日曜日に行われた朗読会の様子です。
4名の生徒が朗読文を読みました。
卒業を控えた生徒、入校後3ヶ月の生徒、それぞれが今の自分の気持ちを読み上げました。
朗読会の後は校長の司式による礼拝が行われました。
礼拝の中では、今回の地震の被災者の方々に対する復興を皆で祈りました。
礼拝を通して、生徒職員一人一人が今回の震災の重みについて考えました。
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