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送別

こんにちは。

暖かい日が続き雪解けもずいぶん進みました。遠軽の地ももうすぐ本格的な春の到来です。
春といえば別れの季節でもあります。生徒の卒業も続いていますが、今日は職員の送別がありました。
家庭学校ウェブサイトの立ち上げに尽力し、この職員日記にも多くを執筆した荒木が公立学校の教員となるため退職します。また望の岡分校で家庭学校の生徒たちのために教鞭を執っていただいた結城先生が別の学校へ異動となります。
本館前に全生徒、職員が集まり、お互いにお別れの言葉を交わしました。家庭学校では、送別の際には賛美歌の405番「かみともにいまして」を歌うのが慣例となっており、今日も全員で斉唱しました。
お二人には、いっそうのご健勝をお祈りします。
また会う日まで。

チーズ

皆さんこんにちは。家庭学校酪農部では年に数回、チーズ製造をします。写真のチーズは、半硬質のゴーダタイプチーズで、昨日、生乳を加工して形に詰めて、今日、食塩をまぶしたところです。この後、数ヶ月の間、熟成させて生徒や職員の食卓に並びます。
チーズ製造は年に数回、他の仕事の合間をみて行うので、あまり沢山の量は作れません。貴重な一品です。

2010年度卒業証書授与式


 


 午後から2010年度の卒業証書授与式が行われました。
 他の卒業式の様子は分かりませんが、家庭学校らしくあたたかい雰囲気に包まれた、生徒一人一人の顔が見える素敵な卒業式だったと思います。
 
 準備と進行を進めてくださった分校の先生方には心より感謝しています。
 
 卒業式では16名の生徒が卒業証書を受け取りました。
 16名の生徒の卒業式を祝うために、児童相談所や出身学校の教諭、それから保護者達等、多くの関係者の方々が来訪してくださいました。
 生徒は良い表情をしていました。

 被災地の中で何とか卒業式を迎えた小学生、中学生のことを思うと、今日こうしてみんなで卒業式を無事に挙行できたことは何よりの幸せです。
 巣立っていく生徒達の今後の成長を心より願っています。
 
 

卒業のあいさつ

 今日の午後から卒業式が行われました。

 それに先立ち、卒業式と同時に退所する生徒達が給食棟で挨拶を行いました。

 自分の今までの家庭学校の生活を振り返り、感謝の気持ちを伝えていきました。

 終わりと同時に、次のスタートが始まります。

 それでも、ひとまずここでの生活を終えた生徒達は本当によく頑張ったと思います。
 お疲れ様でした。

卒業式の準備



 昨日で、地震からちょうど一週間が経過しました。
 校舎が水没したり、行方不明者が相次いだりと、そんな苦しい状況の中でも、被災地では、周りの方々の暖かい支えのもと卒業式が執り行われている様子をテレビで見ます。

 私達に出来ることは、今目の前にいる生徒のために、しっかりと卒業式を行うことだと思いました。

 家庭学校では卒業式の準備が着々と進んでいます。
 写真にあるのは会場である体育館の飾り付けです。
 分校の先生方の進行のもと、生徒達みんなで一色懸命飾り付けをしました。
 
 良い卒業式を迎えられることを願います。

3月誕生会



  本日夕方より3月の誕生会が行われました。

 東日本、東北で今も被災生活を送られている方々のことを思うと、こうして無事に皆が会に集い、誕生者を祝えることに何より感謝の気持ちを持たなければならないと思っています。
 
 一つ一つ、今、生徒のためにしなければならないことをやっていきたいと思います。

卒業式の練習


 朝から雪が降り続いていました。
 
 今日は午後から卒業式の全体練習が行われました。
 中卒生も含めて全員が参加をし、正しい礼の仕方や姿勢についての指導がなされました。

 生徒達は皆緊張した表情で取り組んでいました。

スキーリフト

 写真にあるのは、スキーリフト用のエンジンです。

 神社山でのスキー学習で生徒達を何度となく山頂へ運んでくれました。
 本日午前中、中卒生が大変な思いをしながら降ろしてくれました。
 お疲れ様でした。
 リフトが降ろされた神社山は、この後牧草地になります。
 
 春が待ち遠しいです。
 

礼拝堂の鐘

 写真にあるのは、かつて本校礼拝堂に設置されていた鐘です。

 礼拝堂の老朽化に伴い、鐘を支えることができなくなり、一時的に取り外されていました。
 その後、礼拝堂とは別な場所に保管してあったのですが、つい先日、本館に運び入れられました。

 この鐘の歴史は比較的新しく、昭和33年8月24日のひとむれ(187号)の中に『創立44周年記念並びに礼拝堂鐘献納式』の記事が特集されていることから、この時期に設置をされたことが分かります。
 また、昭和34年の9月24日のひとむれ(第200号)には、以下のような記述があり、遙かアメリカから渡ってきたことが分かります。
 『礼拝堂のタワーの鳴りひびく鐘は、札幌の組合教会の宣教師ローランド先生の斡旋により、アメリカより買い入れたが、戦争中供出したので、一時、鐘の鳴りひびかざる岡となったが、昨年、ローランド先生の令嬢、ミセスレン先生のお世話により、8月アメリカの篤志家の方々の寄贈で、再び鳴りひびく岡となり、学校一同感激している次第である』

 鐘に関する正確な情報については、まだまだ調査中です。
 今後色々と分かり次第お伝えします。

グランド雪わり


  



 本日午後からは、総合学習の時間でした。
 生徒はそれぞれの班で作業活動に取り組みました。

 写真にあるのはグランドの雪わりをしている所です。
 冬の間、深い雪に覆われている本校のグランドは、春が訪れ、気温が上昇してもなかなか雪が溶けません。
 写真にあるように、所々グランドの雪を掘り返し、地面を露出させます。
 太陽の光が当たると、露出箇所を中心に、周りの雪が溶け出すという寸法です。

 3月になり日が長くなってきたとはいえ、遠軽はまだまだ雪の中にあります。
 雪を掘りながら、春の訪れを待ちたいと思います。