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桜植樹




北海道新聞社、北海道文化放送、道新サービスセンターが主催する、北海道千本桜運動として毎年、100本の苗木をいただき校内に植樹してきました。今年は5年目で最後の年になります。午後から全校作業としてグラウンドに集合し、土手の上の空き地に杭を打ち、スコップで穴を掘り丁寧に桜の植樹をしました。「今はまだ小さな苗木ですが、数年後、彼女を連れて、家族を連れて見に来て下さい」校長がはじめの挨拶で生徒たちに伝えました。

花見の会

朝から気持ちの良い青空が広がっていました。今日は花見の会です。とは言っても、ここしばらくオホーツク地方では低温が続き、あいにく桜の花は開いていません。例年ならば、本館前の桜の木の下で昼食会を開きますが、風も冷たかろうしということで、体育館での会食となりました。女性職員が拵えたおでんと太巻きをいただきながら、分校の先生方のダンスや各寮の出し物のゲームなどで盛り上がりました。
望の岡分校の浅利校長先生は閉会の挨拶で「桜はまだ咲かないけど、コブシの花は満開です。昔の人はコブシの花が下向きに咲くと、その年は雨が多く、横向では風が強い、上向では日照りになると教えてくれました。今年は上向きの花が多く、中には横向き、下向きのもあるので、程よい天気ななりそうです。」と仰いました。

雨のGW



 例年5月4日、5日は校長杯と称したソフトボール大会が開かれます。今年はあいにくの雨模様のため体育館での小規模なバスケットボール大会となりました。寮毎にチームを組んでのリーグ戦ですが、どこの寮も健闘し接戦を繰り広げました。1日目の今日の試合では高校生寮の向陽寮が全勝し第一位となりました。

散髪奉仕(月曜会)


今日は午前中、散髪がありました。遠軽理容組合の有志からなる月曜会の皆さんには、昭和52年より生徒の散髪をして頂いており、その歳月は今年で33年目を迎えています。本当に有り難く思うばかりです。今日も教室に並べられた理容椅子(ご好意で中古を頂いたもの)で生徒たちの髪はサッパリとなりました。カミソリで顔そりもして頂き、まさに一皮むけた様子。当たり前の事を当たり前にして頂ける有り難さ、こうやって人は身なりを整えていくという事を、生徒に感じてもらいた。切にそう願います。

4月24日 イースター礼拝


4月24日はイースター(復活祭)です。家庭学校でも礼拝を行った後、女子職員手作りのイースターエッグが全生徒・職員に配られました。今、日本は大きな災難からのまさに復活のときです。そして、私たちもいろいろな苦難や失敗から立ち上がりたい、そんな願いの中、礼拝は終えられました。

作業班


ご無沙汰しておりました。皆さんこんにちは。早春の花が何種類か咲いています。
本年度の作業班が今日の午後に始動しました。無断外出など、落ち着かない年度始まりだったため、予定より遅い開始となりました。今年度は山林、蔬菜1、2班、園芸、酪農があります。生徒たちはそれぞれの班に分かれ、それぞれの作業をします。
写真は、作業前の整列です。新年度から作業主任となった楠が点呼後、作業学習の意義と心得を述べ、各班の作業を開始しました。

無断外出

昨日、昼食後のことです。家庭学校の生徒数名が職員に無断で校外に飛び出しました。
 家庭学校は、解放施設です。塀もなく、施錠もしません。その気になれば、生徒はいつでも隙を見て校門の外へ出ることができます。といっても、もちろん、それが許されているわけではありません。逃走とみなされます。無断外出です。
 職員は生徒の人数が足りないことに気付き、すぐに捜索に出ました。夜になってもなかなか見つかりませんでしたが、家庭学校から車で30分程のところで発見されました。しかし、保護するに至らず、望の岡分校の先生方も加わり深夜まで捜索が続きました。
 結局、紋別市の警察から保護されたとの電話が入り、全員の無事が確認されました。星のきれいな夜でした。昼間は春の陽気で暖かくなっていますが、夜は放射冷却現象でぐっと冷え込みました。行くあてもなくなり自ら家庭学校に連絡を求めたようです。
 生徒の無断外出中にいろいろとご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。お詫びを申し上げます。

4月5日平和山登山


北海道家庭学校のほぼ中心に位置する平和山。その山頂には留岡幸助先生とご子息で4代校長であった留岡清男先生、その両先生の記念碑があります。1934年2月5日に幸助先生がお亡くなりになられた事から、毎月5日の早朝に私たちは片道30分程のの山道を登り、礼拝を行います。まだ雪の残る登山道、冬の名残と春の気配の中で4月の平和山登山は行われました。

春の足音


 春の足音が聞こえてきます。まだまだ、地面には雪がたくさん残っていますが、給食棟から自宅に戻る途中の道で福寿草がつぼみをつけているのを見つけました。早いところではチューリップも土の上に葉を出しています。畑作業も始まっています。ビニールハウスにシートを張っています。ハウス資材はとても高価で、うまく使わなければ野菜を店から買った方が安いのではないか、という結果になりかねません。収量が上がらない年もありましたが、議論を重ねてやはりできるだけ多くの野菜を自分たちの手で収穫し、そのためにはこの地ではビニールハウスが必要ということになりました。今年はおいしい野菜がどれだけ採れるでしょうか。

新年度です

 春はもう、そこまできています。ところによっては地面を覆う雪も溶け、土や草がすっかり見えています。
 新しい年度が明け、生徒、職員に新しい仲間が増えました。
 日本全体で見ると大きな課題を持ち越した重苦しい年度明けでもありますが、北海道家庭学校では多少の人事異動があった以外には昨日と今日とで大きく変わることはありません。年度を通してみれば、100周年に向けた事業が本格的に始動します。
 本年度も生徒指導、環境整備、農作業等に追われる毎日になると思われますが、皆様方には、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。