皆さんこんにちは。
天気予報に反して、今日の日中は大分暖かくなり、穏やかな天候となりました。
所々、道路の雪は溶けはじめ、屋根の雪も随分と落ちてきました。春の兆しを感じさせる一日でした。
今日は街にあるスキー場でスキー学習を行いました。
朝から全校で大型バスに乗り、スキー場に向かいました。
学習中は班毎に分かれ、それぞれ目一杯スキーを楽しみました。
それにしても、生徒のスキーの上達スピードには本当に驚かされます。ほとんど初心者からスタートした生徒も、山の頂上の最難関コースから何本も滑り降りてきました。
大人が何年もかかってマスターすることを、生徒はわずか1シーズンでマスターしてしまうのですから本当に驚きです。
9時から午後の3時まで、休み時間もほとんどとらずにスキー漬けだったにも関わらず、「まだ滑りたいです」と多くの生徒達は話していました。
大きなケガもなく、全員で無事に校外スキー学習を終えることが出来て本当に良かったと思いました。
皆さんこんにちは。
今朝も大いに冷え込みました。
この所、日中は温かいのに朝はぐっと冷え込みます。
一日を通して寒暖差が激しいので、体がついていかずに体調を崩す生徒もいます。
皆さんもお気をつけ下さい。
本日夕方6時から、給食棟で2月の誕生会が行われました。
司会は柏葉寮の生徒がつとめました。
誕生者は生徒1名、職員1名でした。
1年のうちで最も誕生者が少ない月だったかもしれません(多いときは15名位になります)。
いつものように女性職員の手作りのご馳走を食べ、生徒・職員が出し物を出し合うお楽しみ会をみんなで楽しみました。
和やかな雰囲気の中、豆のつかみ取り、歌、似顔絵ゲーム、生徒のダンスソロ、職員のギター演奏と大いに盛り上がりました。今回は2人の職員がギターの弾き語りをしたのですが、1人は山崎まさよしの「one more time one more chance」で(押尾コータローのソロもありました。この先生は、分校の先生なのですが、とてもギターが上手く、毎回みんなを楽しませてくれます)、もう1人は岡林信康の「私たちの望むものは」でした。もちろん、後者の曲をしっている生徒はいませんでしたが、本格的なフォークソングの弾き語りに会場いる全ての人達が、真剣に耳を傾けていました。私も感動してしまいました。
今日も多くの人達の暖かい気持ちが集まって、2月の誕生者を祝えたことに感謝したいと思います。
皆さんこんにちは。
昨日の吹雪も何とか収まり、日中は穏やかな天候に戻りました。
先週に引き続き、今日の午後からは生徒達はそれぞれの雪像製作に取り組んでいます。
生徒によって進度のばらつきはあるものの、少しずつ少しずつ作品が出来上がる様子が分かります。
今回は昔の雪像展についてご紹介します。
昭和50年頃の朗読文の中に、当時の雪像展についての様子がよく分かる文章がありましたので、一部を転載したいと思います。当時の時代背景等、イメージしにくい部分もあると思いますが、仲間と共に一生懸命雪像を作り上げていった当時の雰囲気がよく描かれていると思います。
『雪像コンクール』
『また今年も、雪像大会が目の前に迫って来て、僕たちの寮でも雪を積む作業が終わりに近づいて来て、今度は積んだ雪を削る作業に、取りかかろうとしています。そこで、昨年を振り返ってみますと、昨年は向陽寮で、ぼくが入校して間もなかったので、雪像を自分達の手で作るなんて考えてもみませんでした。そこで3つのグループで作り、僕たちのグループは、もう卒業したA君とB君と、その頃入校して来たばかりのC君の4人で作ることになった。それから朝作業の時には、手の先が凍りそうになるのをがまんして、雪をスキーでふんでは、今まで見たこともない大きなのこで、四角く切っては積んで、積んでは中に雪を放り込んで、放り込んではふんづけて、それの繰り返しで、毎朝、毎夜、雪像を作るのがいやになり、そうしているうちに、いよいよけずることになった。けずる時にはまず、チャコで積んだ雪の上に、えびす様の絵を書いて、少しけずった。そうしたところ、しっぱいして、今度は場所をかえて、また作り直すことにした。その頃ほかのグループでは、もうだいたい作り終わり、僕は、こんなことで雪像ができるのかと心配になった。そこで夜みんながテレビを見て楽しんでいる時に、僕達のグループだけはテレビもみないで、今度は作る物もかえて、港の灯台を作ることにして、朝の寒いとき、夜のしばれる時、ろうそく1本つけて、どんどん積んでいき、今度は回りだけ積んで中は雪を入れないで、どんどん積んでいったところ、また失敗してしまった。ところが、失敗した時はコンクールの一日前だった。そこで又場所を変えてつくることにした。場所は前にえびす様を作っていた所が、雪が少し積んであったので、そこはさらに積んで灯台を作ることにした。それからは、もう必死で積み上げて、夜にはみんなが手伝ってくれて、火を焚いて明るくして、手が凍りそうになるのをがまんして、午前一時まで雪像を作って、ようやくだいたいでき上がった。僕達は賞にははいんないと思ってあきらめていたのが、作った物が大きかったのか、賞に入ってとてもうれしかった。そこで、今年は、昨年の経験をいかして、のこりすくない日を大事につかって、みんなのびっくりするような物を作りたい。』
※本文中に登場する実名については表記を変えて掲載してあります。
皆さんこんにちは。
昨日から吹き荒れた吹雪は今朝になってもおさまりませんでした。
強い風は朝から吹き荒れ、降り積もる雪は生徒達の膝の高さまで積もりました。
皆さんのお住まいの地域の天候はいかがでしょうか。
今日は日曜礼拝に合わせて、毎月恒例の朗読会も行われました。
礼拝司式は校長が行い、聖書のマルコによる福音書『最も重要な掟』を引用しながら「誰かを大切にすることが、ひいては自分を大切にすることであり、そこから多くの人達に幸運が運ばれる」という話をしました。
朗読会では4名の生徒が発表しました。
今回は、始めて朗読文を読む生徒が3名、卒業を控え、これまでに複数回読んだことある生徒が1名でした。
まもなく卒業を迎える生徒は、朗読文の中で、1年半に及ぶ、自分の家庭学校での生活を振り返り、周りの支えに対する感謝と自らの成長の実感を述べていました。
生徒の内面の成長と共に、その文章から語られる言葉の重みは確実に違ってきます。
そのことを強く感じました。
夕方、一時的に雪が降り止んだ家庭学校も、今、また吹雪き始めました。
皆様もどうか気まぐれな天候にくれぐれもご注意下さい。
皆さんこんにちは。
今日は全国的に雪模様なのでしょうか。
家庭学校も今朝から小雪が舞っており、溶けかかっていた路面も再び凍結し始めています。
転倒に注意したいと思います。
さて、写真にあるのは昔の家庭学校の雪像展の様子です。
写真の人物は本校職員の斉藤で、撮影場所は洗心寮です。
今から40年ほど前の写真です。
家庭学校の雪像展の歴史は古く、いつから雪像展がスタートしたのかは定かではないのですが、その昔は写真の通り、寮単位で一基の雪像を作っていたようです。
高さも横幅もあり、非常に迫力があります。
(今札幌で行われている雪祭りは、おそらく機械の力も大分入っているのではと思いますが、)10人程度の人数でやったとは言え、人力で雪積みから始めて、ここまで造りあげるとは驚きです。
時代は変わり、現在は生徒一人一人が取り組めるようにと、一人一基の雪像作りに取り組んでいます。
それぞれの生徒の思い思いの雪像が完成することを祈っています。
皆さんこんにちは。
昨日に引き続き、午後からは寮毎に雪像作りに取り組みました。
左の写真は柏葉寮前の様子です。
寮前のスペースをうまく計算しながら、適度な間隔をとり、雪積みをした様子が分かります。
赤い線はスプレーで印をつけたところです。
大まかに印をつけた上で、生徒達は段々と雪を削っていきました。
慎重に慎重に削る生徒もいれば、スコップでいきなり大きく削りだす生徒もいます。
右側の写真は、望の岡分校の教職員の方々が作っている雪像です。
さすがは先生達です。「目玉のおやじ」の特徴がはっきりでています。
真ん中の像は一体なんでしょうか?今からのお楽しみですね。
明日からは3連休です。
生徒達は日中雪像作りに打ち込むことと思います。
がんばりがうまく形になってくれればと思います。
午前中のスキー大会が終わり、午後からは全校で各自の雪像製作にあたりました。
写真にあるのは、本館前の花壇に造られた参考作品用の雪像です。
生徒の雪像作りの参考になるようにと、職員も雪像作りに取り組んでいます。
生徒は毎日の登校の中で、徐々に出来上がっていく参考作品に刺激を受け、創作意欲を燃やしてくれればと思っています(家庭学校で1基、分校職員が協働で2基の雪像作りにあたっています)。
ちなみに家庭学校職員が作る予定の雪像は留岡幸助先生の胸像です。
制作過程を出来るだけご報告していきたいと思っていますので、どうぞ楽しみにしてください。
皆さんこんにちは。
日に日に暖かくなってきているのが分かります。
あれほど長く厳しいと思っていた冬の中にいても、もう春の兆しを感じるようになりました。
本日午前中、本校神社山で、スキー大会の大回転競技が行われました。
大回転競技は神社山の頂上から、10本のポールを交互にかわしながらゴールに向い、そのタイムを競い合う競技です。
家庭学校ではポールとポールの間隔が広くなる、いわゆる大回りが「大回転」、狭くなる、いわゆる小回りをメインとした競技を「回転」と呼んでいます。
連日の気温の上昇もあってか、今日のゲレンデの状態は少し悪い状態でした。
競技開始前に全校生徒でコース整備を実施するところからスタートしました。
競技は左回り、右回りの合計2本の合計タイムを換算して競い合いました。
上手な生徒はポールすれすれを狙いながらどんどん攻める形でタイムを競い合いました。
スキーに慣れていない生徒はおっかなびっくりと少しずつ少しずつそろそろと滑ってきましたが、誰一人棄権することなく最後まで滑りきることが出来ました。
競技後は、本校女性職員手作りの甘酒が生徒に振る舞われました。
競技に夢中になった生徒達は皆おいしそうに甘酒をおかわりしていました。
皆さんこんにちは。
今回は牛乳缶について書きます。
家庭学校には他の児童自立支援施設には見られない変わった当番があります。
それは「牛乳缶」と呼ばれる当番です。
何度かお伝えしているとおり、家庭学校は施設内で酪農が行われている(児童自立支援施設としては)他に類のない所です。
「牛乳缶」当番の生徒達は、夕作業の時間に空の牛乳缶を牛舎に持っていき、翌朝、起床後すぐの朝作業の時間に牛乳缶を取りに来ます。
缶の中には、昨晩、もしくはその場で絞られたばかりの牛乳が入っています。
毎朝、当番の生徒達は牛乳缶を片手にやって来ては、その日の朝に飲む牛乳を寮舎に運んできます(写真の牛乳缶は本校OB職員の手作りです)。
もちろん牛乳が苦手な生徒もいますが、一度煮立たせた牛乳を生徒達は毎日残すことなく飲んでいます。
牛乳は成長期の生徒達の体を丈夫にしてくれています。
「牛乳缶」当番の生徒は、明日もみんなのために牛舎に向かいます。
皆さんこんにちは。
立春を境に少しずつ暖かくなってきているのを感じます。
本日午後からは、本校音楽室にて「雪像展に向けての講習会」が行われました。
全校生徒が出席しました。
はじめに本校職員の渡辺の方から、全校生徒に向けて雪像作りのポイント、設計上のアドバイス等が説明されました。写真にあるとおり、立体を造る上で土台をどこに置くか、迫力を見せるためにはどのようにするべきか、雪像作りに欠かせないポイントが説明されました。
生徒達は身を乗り出して聞き入っていました。
その後、審査基準や注意事項、ルール、マナーについての説明がありました。
札幌ではちょうど今日から雪祭りがスタートしたようです。
(もちろん規模や完成度、スケールに違いはあるものの、)テレビ中継を見たりしながら、生徒達には出来るだけ良いものを造りたいという意欲を持ってもらいたいですし、何よりこの時期、この季節にしか出来ない行事の醍醐味を十分味わってもらいたいと思っています。
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