冬の薪割り作業


 
 皆さんこんにちは。
 写真の様子は、夕作業時の薪割りの様子です。
 
 家庭学校は生徒用の風呂は薪で沸かしています。
 燃料である薪は、本校の山から山林部が切り出してきたものを使います(カラマツ・トドマツ・白樺等)。
 玉切りにされた材を、写真のように生徒がナタや手斧で次々と割っていきます。
 割った薪は薪小屋に保管され、1年ほど乾燥させてから使われます。
 
 将来の生徒のために、今の生徒達が一生懸命に薪を割っていました。

日曜礼拝(2月27日)

 皆さんこんにちは。

 今日は朝から冷え込みました。

 午前中は日曜礼拝が行われました。
 司式は本校職員の渡辺でした。

 聖書から『ルカによる福音書17章20節』を引用し、「目に見えない存在を意識することの大切さ」についての話がありました。
 家庭学校は他の児童自立支援施設と大きく異なり、宗教的な色合いを表に出している学校です。それは、校祖留岡幸助先生の意向でもありました。
 
 一週間の自分達の行いを落ち着いて振り返るためにも礼拝の時間は私達にとって何より大切な時間なのです。
 明日から、また新たな気持ちで生徒と共に頑張りたいと思います。

2月26日

 皆さんこんにちは。

 ここ数日、ころころ変わっていた天候も今日は落ち着きました。

 今日は土曜日日課です。
 終日寮毎に過ごしました。
 午後から体育館で楽しそうに体を動かしていました。
 

体育館の大掃除

 皆さんこんにちは。

 昨日の日気温は10度以上まで上がったそうです。
 屋根上のほとんどの雪は下に落ちました。
 3月下旬並の気温だったそうです。
 一転、今日は朝から粉雪が降り、気温も一気に下がりました。

 写真は昨日の午後の総合学習時の作業風景です。
 校内管理部では体育館の大掃除を行いました。
 体育館の天井に挟まったゴムボールや、バトミントンのシャトルを取り除きました。
 足場を組み、しっかりと安全に気をつけながら1カ所1カ所丁寧に取り除いていきました。

 3月末には卒業式があります。
 会場は体育館です。
 晴れの舞台にふさわしくなるように今のうちから、体育館を綺麗な状態にしていきたいです。

スキー大会・回転・寮対抗リレー



 皆さんこんにちは。
 先程のブログでお伝えした通り、今日は日中にかけてスキー大会が行われました。
 午前中は回転競技・午後は寮対抗リレーが行われました。

 午前中の回転競技は神社山の頂上から23~25本のポールを小回りの間隔で通過していく競技です。
 大回転同様スキーのテクニックが試される競技でした。
 生徒達は転倒したり、溝にはまり混んだりと難しい状況の中でも、何とかあきらめずにチャレンジしました。

 午後は寮対抗リレーが行われました。
 寮から6人のメンバーを選抜して競い合いました。
 楽山寮裏の牧草地を通過し、神社山の中腹まで一気に登るという非常にハードなコースで、バトンタッチをし終わった後、しばらくの間全く立つことも出来ないほど全力で取り組んだ生徒も沢山いました。
 優勝は石上館でしたが、どの寮も自分の寮やそれ以外のメンバーが滑っているのを大きな声で応援し続けている姿が印象的でした。
 リレー終了後は女性職員手作りのお汁粉が振る舞われました。 

 今日のスキー競技をもって、今年度のスキー大会の全てが終了しました。
 距離・滑降・大回転・回転の個人4種目の中で、学年毎の個人順位が決まります。
 
 大会を通じてどの生徒も確実にスキーが上手になりました。 
 また仲間と必死に競い合い、励まし合う中で生徒達は沢山の「学び」を得たような気がします。
 生徒の皆さん本当にお疲れ様でした。

家庭学校の味噌汁

 皆さんこんにちは。

 暖かな日が続きます。
 
 今日は午前午後共にスキー大会でした(スキー大会のレポートはこの後お伝えします)。

 お昼の給食棟では味噌汁が出ました。
 味噌は家庭学校手作りの2年ものの米味噌で、具材には昨年の春に家庭学校の山で採れたワラビが入っていました。
 ワラビは昨年の春に、本校生徒と職員が平和山で収穫したもので、収穫後すぐに塩漬けしておいたものです。
 塩漬けしておいたワラビはあく抜きする必要は無く、水で戻してそのまま使用するそうです。
 出来上がった味噌汁は家庭学校オリジナルのもので、私も大好きです。
 生徒達は午前中の健闘もあり、美味しそうに味噌汁のおかわりをしていました。

給食棟の雛飾り

 皆さんこんにちは。

 暖かい日が続きます。

 今日の日課は午前学習、午後総合学習でした。
 間近に迫った高校入試に向けて、中学3年生は午後から連日面接練習を行っています。
 何とか頑張ってほしいものです。

 写真にあるのは給食棟に飾られた雛飾りです。
 給食棟の雰囲気が一気に華やかになりました。
 詳しい年数は分かりませんが、昭和30年代から40年代のいずれかにかけて、北大の当時の助産婦学校の星屋先生から寄贈されたものです。
 毎年、ひな祭りが近くなると女性職員が中心になり、本校給食棟に設置をします。
 家庭学校に入所している生徒は男子のみですが、雛飾りは私達に年中行事の意味や大切さを教えてくれます。
 大事にしたいものです。

ゆっくりとした雪解け


 皆さんこんにちは。
 今日の早朝は随分と冷え込んだものの、日中は気温が上がりました。
 道路の雪が溶け始めました。

 雪像展も終わり、生徒は少しだけ疲れた様子も見せつつ、久しぶりに午前本館学習、午後総合学習の日課に戻りました。
 久しぶりの総合学習で体を動かせることに生徒達は喜んでいました。
 山作業、酪農作業、除雪、砂まき、味噌小屋作業と、それぞれの場所に元気よく向かって行きました。

 上の2枚の写真は柏葉寮の谷間から撮った写真です。
 下の写真は今日の午後からの総合学習時に撮った写真で、上の写真は1年前の4月に同じ場所から撮影したものです。1月ほど前は、この谷はすっぽりと深い雪に覆われて、川の形は全く確認できなかったのに、雪が溶けるにつれて少しずつその姿が見えてきました。
 春に向かうにつれて、徐々に徐々に雪が溶けていく様子が(何となく)お分かりいただけるかなと思っています。
 
 今週の遠軽は木曜日をピークに徐々に気温が上がるそうです。
 厳しい冬を過ごしたお陰で、春への期待が高まります。

2010年度雪像展


 


 皆さんこんにちは。
 午前中からの吹雪は、午後になっても収まる気配を見せませんでした。
 1番下の犬の写真にあるように、吹き付ける雪に思わず埋もれてしまうような天候でした。 

 午後からは雪像展が実施されました。
 まず、1時半から2時半までの間に、分校職員、家庭学校のフリー職員が中心になり各雪像の採点を行いました。採点基準は整理・立体感・アイディア・技術、調和の4項目で、それぞれ4点を上限にして、16点満点で採点が行われました。採点結果は、来週頭に発表される予定です。
 その後、寮単位で各寮の雪像を見学しました。
 生徒は雪像展まで、基本的に他寮の雪像を見ることは出来ないことになっているので、自分の寮以外の雪像を見ることをとても楽しみにしていました。
 
 一色懸命作った生徒の雪像は、一つ一つとても見応えがあるものばかりでした。
 今回、ウェブ上ではわずかな作品しか掲載できませんが、生徒のがんばりはお分かりいただけたのではないかと思います。雪像は上の作品から「イッカク」「範馬刃牙」「台座にのる天使」「うさぎ・・・2011・・・兎」というタイトルです。

 生徒の皆さん、快くご協力頂いた分校職員の皆様に心からお疲れ様といいたいです。
 本当にお疲れ様でした!

参考雪像


 皆さんこんにちは。
 今朝は粉雪が降っていました。

 本日の午後からいよいよ雪像展が行われます。
 雪積みから始め、講習会、夜までの雪像作り等、それぞれ道のりは大変だったことと思います。
 雪像展は本日午後から実施予定ですので、午前中は最後の仕上げと、雪像周りや寮周りの除雪をみんな行いました。
 雪像周りの除雪はとても大切です。周りが綺麗なだけで、雪像の見栄えが良くなるからです。
 各寮、一生懸命に除雪と最後の仕上げに力を注いでいました。

 写真は、職員の参考作品です。
 上の写真は左から家庭学校(留岡幸助先生胸像)・分校(大阪城)・分校(目玉の親父の入浴)の雪像です。
 実際の幸助先生の胸像はもちろんピースはしておりませんが(笑)特徴がよく表れています。
 分校の先生方の作品も力作揃いです。
 中央の大阪城は細部まで良く彫り込まれており、しゃちほこの飾りも丁寧に細工がされています。
 目玉の親父も良くできています。
 登校の際に、生徒達はこれらの参考作品を見ては自分達のアイデアをふくらませていったようです。

 午後からはいよいよ雪像審査です。楽しみです。