スキー学習・5日目(最終日)

 みなさんこんにちは。

 今日はスキー学習の5日目でした。
 最終日の今日は、街のスキー場で全生徒がスキー検定を受検しました。
 
 朝からスキー道具を学校のトラックに積み込み、バスに乗って街のスキー場に向かいました。
 
 検定は午前中に行われました。
 一般2級~4級、ジュニア1級~4級までそれぞれの組に分かれ、みな懸命に取り組みました。
 
 午後からは、お世話になった自衛隊の先生方とそれぞれの班毎に分かれ、広いゲレンデでスキーを楽しみました。

 写真は、スキー学習の閉会式の様子です。
 最初に検定の合格発表が行われました。合格ラインをクリアできずに、残念な結果に終わった生徒もいましたが、そのことも含めて全てが良い経験になったことと思います。
 その後、ご指導下さった先生方から沢山の励ましの言葉をいただきました。生徒はこの1週間の色々な教えを振り返りながら真剣に話を聞いていました。
 
 この1週間、朝8時30分から午後3時まで、休むことなく生徒達は一生懸命にスキー学習に取り組みました。
 スキー技術の習得以上に、人の話を聞く態度、見る態度、最後まで取り組む態度を学習の中で学んでくれたのではと感じました。
 学び多い一週間でした。
 お疲れ様でした。
 そして、ご指導下さった遠軽自衛隊の先生方に心から感謝をしたいと思います。
 ありがとうございました。
 
 

ダイヤモンドダスト

 

札幌方面では、毎日雪が積もり除雪作業も大変と聞きますが、遠軽町はさほどでもなく例年に比べれば積雪は少ないように思います。
ただ、気温は例年並みで今朝は氷点下20℃位でした。
隣町の紋別では流氷が見えてきたとも聞きます。
 そのせいでしょうか、昼もあまり気温が上がらず窓の外をみると空気中の水蒸気が氷ってできるというダイヤモンドダストが見られました。
 手元にあった携帯電話のカメラでビデオを撮影しました。
 肉眼で見るほど綺麗には撮れませんでしたが、
 キラキラしたものがなんとなく確認できるかと思います。

スキー学習・4日目

 みなさんこんにちは。

 今日は暦の上では大寒と呼ばれる日で、字のごとく非常に寒い1日でした。オホーツク海にも流氷が見えてきたようです。
 ちなみに今朝の気温は氷点下20度程でした。
 今日はスキー学習の4日目でした。
 朝の集合時、生徒達にもそろそろ疲労の色が見え始め、所々で疲れを口にする生徒も出始めました。
 それでも、スキー学習が始まると、相変わらずとても意欲的な取り組みを見せていました。
 今日は、明日のスキー検定(スキー学習の総括の意味を込めて、最終日は全生徒がスキー検定を受けます)に向けて、受験級毎に再度班を編成し直し、それぞれが自衛隊の先生方の教えを受けました。
 神社山に何本ものポールを突き立て、検定本番に見立てながら何度も練習に取り組みました。
 
 月曜日からスタートしたスキー学習もいよいよ明日を以て終了します。
 明日の検定で生徒のみんながスキー学習の身につけた力を発揮出来ることを祈っています。

スキー学習・3日目

 みなさんこんにちは。

 今日はスキー学習3日目でした。
 快晴の天気の中、生徒達は日中一杯元気にスキー学習に取り組みました。
 スキー学習も3日目ともなると生徒達にも少しずつ疲労の色が見えてくるのですが、そんな中でも何とか前向きに取り組めたようです。
 
 スキー学習中の生徒達は本当に元気です。
 昼休みも関係なくリフトを動かし、休み時間中もずっとスキーをしています。
 自衛隊の先生方の上手な教えもあり、生徒達のスキー技術もどんどん上がっていっています。
 自分の技術が伸びている感覚が嬉しくて仕方のない様子です。

 写真は神社山の頂上です。斜度は20度程度ですが、頂上から除いてみるとかなりの急斜面に見えます。
 スキーの苦手な生徒も果敢に挑んでいました。
 明日も頑張りたいと思います。
 

スキー学習・2日目

 みなさんこんにちは。

 
 本日はスキー学習2日目でした。
 生徒達は昨日の疲れを全く気にせずに、今朝も元気よくゲレンデに集合しました。
 2日目の今日は、昨日編成された班から若干の生徒の移動もありました。
 1日目の取り組みを見た上で、上の班に移る生徒も出てきました。
 移動した生徒達も高いレベルについていこうと一生懸命頑張っていました。
 
 写真は、午前中の神社山の様子です。
 空を遮るものが一切無いので、大空に雲がゆっくり流れていく様子を見ながらスキーに取り組みました。
 ダイナミックなロケーションの中で生徒達は2日目のスキー学習を乗り切りました。
 明日も頑張りたいと思います。

スキー学習・1日目

 みなさん、こんにちは。

 いよいよ、家庭学校のスキー学習がスタートしました。
 このスキー学習は、遠軽自衛隊のスキー指導員の方々が、家庭学校生徒のためだけに実施してくれる特別講習です。月曜日から金曜日まで、5日間集中して行われます。

 今日は初日でした。
 生徒のスキーレベルは非常にまちまちです。
 同じ道内出身の生徒と言えども、スケートしか経験したことが無い生徒や、こういった習い事の経験が全くない生徒も沢山います。
 今日は、生徒の自由滑走を見て、自衛隊の先生方の方で、生徒を習熟度別に5つの班に編成して下さいました。
 生徒達は、それぞれのレベルに分かれて、担当の先生のもと、午前午後共に、一生懸命練習に取り組んでいました。
 
 昨晩から強い吹雪がありました。
 雪に埋もれたゲレンデを早朝からスノーモービルで本校職員が繰り返し圧雪していました。
 みんなで手作りしたゲレンデです。
 大切に使っていきたいと思います。
 

スキー学習指導のオリエンテーション

 みなさんこんにちは。

 本日午後から、本館音楽室にてスキーの安全講習会が行われました。
 スキー学習を通じて学んで欲しいことの説明から始まり、道具の説明、安全、マナーについてと沢山の説明がありました。
 写真にあるのは、本校スキー場で使用する簡易リフトについて説明している様子です。

 来週から一週間の予定で自衛隊の方からスキー授業を受けます。
 いつもながら感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

 単なるスキー技術の習得だけではなく、素直に教えを聞く練習や外部の方に対する礼儀等の態度を育むためにも、スキー授業は非常に大切な「学び」の場となります。
 
 スキー学習を通じて、沢山の「学び」や「気づき」が生まれることを願っています。

1月の誕生会

 本日夕方、給食棟にて1月の誕生会が行われました。

 全校生徒、職員が一同に集い、1月生まれの生徒・職員の誕生日をみんなでお祝いしました。
 今回誕生者の壇には4名の生徒が上がりました。
 偶然にも4名とも家庭学校にきて初めて誕生月を迎える生徒達でした。
 一人一人に生徒達からお祝いの言葉が贈られました。
 誕生者はその言葉を受けて、お祝いしてくれるみんなに対して感謝の気持ちを述べます。
 こういう席でしゃべることに慣れていない生徒が多いのですが、皆自分の言葉でそれぞれ感謝の思いを伝えていました。
 
 本校女性職員が作ったご馳走をみんなで食べ、生徒達による「お楽しみ会」を楽しみました。
 楽器の演奏や、クイズ、それから合唱がありました。
 寮生全員が出演した合唱は、よく練習してきたことがはっきり分かり、生徒達のすがすがしい気持ちがこちらに伝わり感動的でした。

 みんなが心温かになる素敵な時間が過ごせました。

神社山の雪踏み・ゲレンデ作り(その2)

 みなさんこんにちは。

 寒い毎日が続きます。
 相変わらずの寒さの中、今朝はうっすらと小雪が降りました。
 今年は雪不足なので、まとまった雪が降ることを待ち望んでいるのですが、そううまくはいかないようです。
 
 今日は、昨日に引き続き、全校で神社山の雪踏みを行いました。
 昨日と違い、今日は皆スキー板を装着しました。
 山のふもとから、リフトを使わずにスキー板を使いながら頂上を目指していきます。
 実はこれはかなり大変で、スキーになれている大人でも音をあげそうになります。
 初めてスキーにのる生徒に関しては、中腹より少し下の方までをひたすらスキー板で歩く練習を行いました。

 写真は、スキー板でゲレンデの雪のでこぼこを踏みならしているところです。
 生徒が横一列に並び、間隔を狭めながら細かく踏んでいきます。
 ご覧のとおり、午後2時近くになると山の中腹は日陰になり、通り抜ける風が直接私達の所まで吹き付けるのでかなり冷え込みます。
 大変な思いをして頂上に登った後、生徒達は、歓声を上げながらプル−ク(ハの字)や自由滑走をしながら、わずかですがスキーを楽しみました。
 ここまで準備をして、いよいよゲレンデが完成します。
 
 明日は、安全講習や簡易リフトの乗り方も含めて、全体でのスキー講習会が行われる予定です。
 

神社山の雪踏み・ゲレンデ作り(その1)

 みなさんこんにちは。

 本日、午後から全校作業で神社山の雪踏みを行いました。
 ここ数日、神社山では、ゲレンデ作りのためにスノーモビルで圧雪が行われていました。
 ただし、山の中腹以降は、スノーモービルでも登れないために、スキー靴を履いた生徒の足で新雪を踏み込んでいく作業が必要になります。これが雪踏みです。
 (一通り雪を踏み込んだら、次は、その後をスキーで細かくならしていく作業が行われます)
 今日は全校生徒でスキー靴を装着し、雪踏みを行いました。
 
 写真は神社山の頂上から下に向かって、新雪の中を踏み込みながら下りていく様子です。
 下に見えるのは生徒の寮舎(洗心寮)と対平山という本校の山です。

 神社山の標高は意外と高く、頂上まで登ると留岡の地区をある程度見渡すことが出来ます。
 
 生徒達はこの急な斜度を、雪にまみれながら3度程往復しました。
 今年は降雪量が少なく、膝下までしか雪に埋まりませんでしたが、昨年は腰のあたりまでの雪をかき分けながら頂上を目指して雪踏みしたことを思い出します。
 雪の降らない地域の方ならこの作業だけでも大変新鮮な印象を受けることと思います。
 
 本校のスキー学習は、ゲレンデ作りから始まります。
 足腰を使い、苦しそうな表情をしていた生徒達の表情も、気がつけば雪の中ではしゃぎながら楽しむ表情に変わっていきました。
 人工的に用意されたものでは味わえない、自然の中でこその表情だと思いました。