家庭学校とこのウェブサイトについて


 この度は、北海道家庭学校のウェブサイトにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

 私達は、このサイトを作成するにあたって、つぎの三つの柱を決めました。

 1・サイトを通じて、家庭学校の存在とその伝統を知っていただきたい。
 2・サイトを通じて、今の家庭学校にもっと関心と理解を寄せていただきたい。
 3・サイトを通じて、家庭学校を応援してくださる仲間を増やしたい。

これらの3点が、皆様に分かりやすく伝わるようなサイト作成と更新を、心がけたいと思います。

 ところで、つぎは、第5代家庭学校校長谷昌恒が学校を紹介した文章です。


 『北海道家庭学校は森の学校と呼ばれています。校地の面積は四百三十町歩、新緑のときも、紅葉の季節も、雪の降り積もるころも、四季折々に美しい森です。
 その森の中に校舎があり、寮舎、住舎、グランド、畜舎が点在しています。一つの村落のような落ち着きを見せています。幼くして深く心傷ついた少年たちは、この自然環境から限りない慰めを見出すのです。
 森の中に大きな礼拝堂があります。
 人は未来を案じています。目には見えない将来です。人はまた他者の心をはかりかねて、苦しんでいます。母親が自分を愛しているか、父親が信じてくれているか、先生が認めているか。
 人は目に見える世界に生きて、絶えず目に見えない世界を気にしているのです。
少年たちは森の礼拝堂で、目には見えない相手の心を信じ、将来を信じ、忍耐と希望を持って生きることを学びます。少年達の心と身体は、一日一日、この学校の生活を通して強く育っています。』
 私達は、先人から受け継いだ家庭学校の伝統を、社会の変化に対応しつつ大切に守る責任があり、あわせて、今現在の家庭学校の姿を、皆様に正しくお伝えしていくという大切な役割があると思っています。その上で、家庭学校を応援して下さる仲間を1人でも増やしていきたいのです。それこそが、家庭学校の生徒のためになると固く信じています。

 このサイトを通じて、少しでも多くの方々に家庭学校を知っていただき、理解を持っていただければ、それは私達にとって何よりもありがたいことです。

施設


 土地 439ヘクタール(130万坪)(東京ドームの93倍・札幌ドームの81倍)
 建物 礼拝堂・本館・体育館・特別教室棟・寮舎・博物館・給食棟・木工教室・牛舎・バター製造舎・味噌醸造場・記念文庫等

校門から案内板まで約450メートル
案内板から本館まで約450メートル
校門から礼拝堂まで約1000メートル