教室(望の岡分校)

 09年の4月、家庭学校内に遠軽町立東小学校・遠軽中学校の望の岡分校が設置されました。

 4月6日の開校式において、中学校分校の森田校長(当時)は、挨拶の中で、「家庭学校の理念と調和のとれた教育活動」、また「職員との連携や協力」を強調するとともに、望の岡分校の開校は、「課題解決に向けた新しい出発点である」と述べました。さらに、北川町長(当時)から、小学校分校の浅利校長(当時)に校名板が引き渡されました。校名板は、式のあと、さっそく、正面玄関前に設置されました。

 家庭学校への公教育導入は、30年来の課題でした。
家庭学校は、男子の施設としては唯一の民間施設であり、大自然のもつ感化力を活用し、「働きの教育」を中心とした独自の教育活動を行ってきました。

 そのことにより、望の岡分校の開設は、「家庭学校は公教育をどのように受容するのか」という点で全国的にも注目されています。