ひとむれ

  このコーナーでは、家庭学校の月毎の機関誌である『ひとむれ』から一部を抜粋して掲載しています(毎月上旬頃更新予定です)。   職員が、家庭学校を通じて感じたことや伝えたいことを表しています。是非、ご感想をお聞かせください。

※都合により『ひとむれ』本誌と内容が異なる場合がございます。ご了承下さい。
2014年09月号

「『ひとむれ』について(1)」

校長 仁原正幹

 毎月1日付けで発刊してきた本誌『ひとむれ』は、今月号で903号を数えることになりました。日曜礼拝の中で月に一度発表される子ども達の作文と校長の講評を掲載した『朗読会』とセットにして、毎月415名の皆様にお送りしています。

 この『ひとむれ』の創刊は今から84年前の昭和5年6月に遡ります。当初は北海道家庭学校の生徒の自治会「一群会」の機関誌としての性格を有するものであり、誌名も『一群』と漢字で表記されていました。その後誌名がローマ字表記となったり、漢字に戻ったりした経過がありましたが、昭和30年の10月号から今日のひらがな表記の『ひとむれ』となっています。

 現在当校の書庫には創刊号からのバックナンバーが全部大切に保管されており、先輩方の歴史と伝統を大事にされてきた精神と資料の収集・保存にかける熱意に驚かされました。ただし、何しろ戦前のことですから、藁半紙に謄写版刷りということで、紙が変色したり、字がかすれてしまったりで、判読が難しい部分も所々あります。

毎月刊行の『ひとむれ』は現在でも手書き・手作りの味わいを保ち続けています。一方で周年記念号などページ数の多い特集号については活字で印刷・製本されており、趣を異にしていますが、これら特集号についても通巻の号数に数えるのが習わしのようで、9月24日の創立100周年記念式の際にお配りする『創立100周年記念誌・ひとむれ』は、通巻904号になる予定です。

通巻の号数のことを調べてみますと、創刊後14号で何故か一旦リセットされ、その後159号まで巻を重ねたものが昭和12年に戦争の影響で休刊となり、昭和24年の再刊の時に再度リセットされてまた第1号から始まっているので、今月号の通巻号数は1076号というのが本当のところのようです。